こんにちは。あんこです。
自然災害の多い日本。
家庭での防災対策は、日常生活に欠かせないものとなっています。
特に子育てをしていると、安全かつ確実に家族を守れる環境を整えたいもの。
今回はそんな家庭に必要なアイテムとして、近年注目を集める「ポータブル電源」をピックアップします。
ポータブル電源の世界的リーディングブランド、Jackery(ジャクリ)の製品をレンタルする機会があったので、家庭内の色んなものに試してみました。
停電時の必需品ともいえるポータブル電源。実際にどれほど役立つのでしょうか?
ポータブル電源、気にはなるけど必要ないのでは?
そもそも、ポータブル電源にはどのような製品がある?
このような疑問にお答えしたいと思います。
それでは、詳しく見ていきましょう!
- 京都市在住の30代主婦。
- 5歳児と1歳児を子育て中。
- 自分の子育てを楽しくしてくれた、いろんな場所・モノをご紹介します。
災害時にはどんなものが必要か
自宅が災害に見舞われた時、どのようなものが必要になるのでしょうか。
農林水産省は、自宅での避難生活を想定して、最低でも3日間の備蓄が必要だとしています。(農林水産省HP参照。)
備蓄すべきものとしては、
- 食料(火を使わなくても食べられるもの)
- 水(1日3リットルが目安)
- 救急セット
などがありますが、ライフラインの停止に備えてポータブル電源も非常に有用です。
家族の安心感を保つ上で、情報収集ツールとしてスマホは不可欠です。
そして、その稼働を支えるポータブル電源は防災アイテムとして優先度が高いでしょう。
では、ポータブル電源にはどのような製品があるのでしょうか。
Jackery(ジャクリ)について
ポータブル電源を取り扱っているメーカーは数多くありますが、ここではJackery(ジャクリ)を取り上げたいと思います。
Jackeryは2012年にアメリカのカリフォルニア州にできた会社。
2019年にJackery Japanが設立されました。
とても新しい会社ですね。
ソーラーパワーを中心とした、限りなくクリーンなエネルギーを人々に提供することを使命とされているようです。
取り扱い製品としては
- ポータブル電源
- ソーラーパネル
などがあり、累計販売台数は世界で300万台を超えています。
ポータブル電源などのリーディングブランドと言えます。
どんな製品がある?
一口にポータブル電源と言っても、その種類は様々です。
ジャクリでは10種類以上のポータブル電源が販売されており、何の目的に買うかなどでおすすめの製品が変わってきます。
製品のほんの一部を表にまとめてみました。
製品名 | 値段(税込) | 使える主な家電 |
2000 Plus | 285,000円 | 冷蔵庫、エアコン |
1000 Plus | 168,000円 | 電子レンジ、ドライヤー |
300 Plus | 39,800円 | スマホ、電気毛布 |
表には載せませんでしたが、最も容量が大きい3000 Proというものだと、お値段419,000円。
冷蔵庫などの電源にもなるのですが、あんこ家にとってはあまりにも高額な出費。
これを防災用に買うのは現実的ではありません。
今回あんこがレンタルしたのは、300 Plusというモデルです。
ポータブル電源 Jackery 300 Plusとは
今回あんこがレンタルした、ジャクリ300 Plusの特徴はこちら。
- スマホを充電できる
- ジャクリ製品の中でも軽量で、リュックに入れることができる
- ジャクリのポータブル電源の中ではかなりお手頃価格
特に軽い&お手頃価格というのが、防災用品として実用的かどうかの重要な要素だと思います。
製品の外箱はこんな感じ。
箱の中身は、こんな感じです。
右のオレンジの袋の中には、ポータブル電源充電用のケーブルが入っていました。
使い方
それでは、ジャクリ300 Plusの使い方をご説明します。
製品が届いたら、まずすべきことはポータブル電源の充電です。
製品の向かって右側に充電ケーブルを挿す所があるので、ここに付属のケーブルを挿して充電します。
使う時は、まず電源ボタンを長押しして電源を入れます。
電源が入ると緑のランプが点灯し、中央の画面が表示されます。
コンセントやケーブルを差し込んで使う時は、灰色の楕円形ボタンを押します。
そうすると、コンセントなどを差し込んで電化製品が使えるようになります。
あんこは最初このボタンに気付いておらず、「スマホが充電できない」とかなり焦りました。
ちなみにLIGHTと書かれた楕円形ボタンを押すと、ライトが点灯します。
停電時の光源として利用可能です。
色んな家電に試してみた
まずは、災害時の需要な情報収集ツールとなるスマホを充電してみました。
充電ケーブルを挿すと、モニターの右側の数値が変化し、スマホも充電中の表示になりました。
数値は、大体5w(ワット)~13wを推移していました。
次に、卓上ライトを試してみました。
卓上ライトの電源を入れると…
しっかり明かりが点きました!
モニターの右側の数値が0wから8wに変わりました。
お次は、ホットカーペットを試してみます。
あんこがブログ作業時に愛用中の、1人用サイズのものです。
ホットカーペットを繋ぎ、スイッチを強にしてみます。
モニターの数値が、72wに変わりました。
2分ほどで、カーペットもしっかり温まりました!
他にもサーキュレーターを繋いでみたり…
Nintendoスイッチを繋いでみたりしました。
どれも問題なく作動・充電できました!
本当にリュックに収まるのか?
さて、ジャクリ300 Plusの特徴として、「リュックに入れることができる」というものがありました。
本当にリュックに入れて持ち運べそうなのか、検証してみました。
今回使用するリュックはこちら。
あんこが日常的に使用しているマザーズリュックです。
とりあえずリュックを空にして、ジャクリを突っ込んでみました。
ちゃんと入ってます!
この上におむつポーチを入れても、ちゃんとジッパーを閉めることができました。
背負ったところ、重みはありますが「重すぎて背負えない、歩けない」という感じではなかったです。
ちなみに300 Plusの重量は3.75キロ。
片手で製品を持ち上げることもできます。
ポータブル電源を防災用に買うのはありなのか?
今回初めてポータブル電源をレンタルし、様々な家電に使わせてもらいました。
が、結局我が家はポータブル電源の購入には至りませんでした。
アウトドアをしない我が家にとっては、滅多に使わないポータブル電源に3万円以上を出すのはハードルが高かったです。
ただ、実際に使わせてもらえたことにより、以前よりも「防災用に買う価値はある」と考えるようになりました。
- 我が家がアウトドアに興味を持つようになる
- ちょっと高い買い物をする余裕が出てくる
などした時に、停電対策として購入する可能性があるかもしれません。
「アウトドア大好き!」というご家庭は、防災対策としてもぜひチェックしてみてくださいね。
以上、あんこでした!