こんにちは。あんこです。
先日、我が家のある京都市内から、子供たち(4歳&生後8ヶ月)と旦那と一緒に名古屋のリニア・鉄道館に遊びに行ってきました!
今回はその経験を基に、リニア・鉄道館の楽しみ方をご紹介したいと思います!
せっかくなので、我が家がよく行く京都鉄道博物館との違いについても触れていきたいと思います。
この記事では、
子連れでリニア・鉄道館に行こうと思っている。
実際に遊びに行った人の感想を知りたい。
リニア・鉄道館と、京都鉄道博物館のどちらに行こうかを迷っている。
2つの違いを知りたい。
という方の疑問にお応えできればと思います。
簡単な感想としては、
- リニア・鉄道館は京都鉄道博物館よりも小規模
- リニア・鉄道館の方が中に入ることができる展示車両が多い
- リニア・鉄道館では運転シミュレータ体験だけでなく、車掌体験もできる
- どちらの施設にも子供の遊び場(キッズコーナーがある)
- 食事は京都鉄道博物館の方が充実している
という感じです。
それでは、詳しく見ていきましょう!
- 京都市在住の30代主婦。
- 5歳児と1歳児を子育て中。
- 自分の子育てを楽しくしてくれた、いろんな場所・モノをご紹介します。
リニア・鉄道館の概要
どこにある?
リニア・鉄道館は愛知県名古屋市の金城ふ頭という場所にあります。
最寄りの駅はあおなみ線の金城ふ頭駅(JR名古屋駅から約30分)で、すぐそばに名港中央ICもあるので遠方からでも鉄道・車のどちらでも訪問することが可能です。
車で行く場合、リニア・鉄道館自体に駐車場はないので、すぐ近くの名古屋市営金城ふ頭駐車場(休日最大1500円。公式ページはこちら)を利用することになります。
なお、子連れで京都からリニア・鉄道館に行く際の移動方法や宿泊場所などについては以下の記事でご紹介しています。
開館時間や休館日は?
開館時間は10時~17時30分(入場は17時まで)となっています。
休館日は原則火曜日(火曜祝日の場合は翌日)と12月28日~1月1日ですが、リニア・鉄道館公式ページの営業カレンダーを確認することをおすすめします。
入館料は?
個人の利用客の入館料は以下の通りです。
区分 | 価格 |
大人 | 1000円 |
小中高生 | 500円 |
幼児 (3歳以上未就学児) | 200円 |
障がい者手帳をお持ちの方は、ご本人と付き添いの方1名まではそれぞれ500円(高校生以下の場合は200円)で入場することができます。
なお、入場券は事前にオンラインで購入することができます!
オンライン購入だと当日発券機に並ぶ必要がなくなるので、小さいお子様連れのご家族は助かりますね。
リニア・鉄道館の入館券のオンライン購入はこちらの公式ページから行うことができます。
ちなみに京都水族館のオンラインチケット販売会社(Webket)と同じになっています。
すでにアカウントをお持ちの方は使いまわせるのでラッキーですね。
年間パスポートはあるの?
リニア・鉄道館には、「こどもパスポート」と呼ばれるほとんど年間パスポートのようなものが存在します!
ただし、完全な年パスではないので注意が必要です!
以下、説明します。
まず、販売期間がかなり限定されています。
2023年では、販売期間は3月15日~10月2日まででした。
そして、有効期限もかなり限定されています。
2023年3月15日~10月2日までに買ったパスポートは、2023年4月1日~2024年3月31日まで使うことができます。
つまり、最大で約1年ほどパスポートを使える人もいれば、半年ほどしか利用できない人もいるということです。
このあたりの仕組みは京都鉄道博物館のウメテツパスポートと同じですね。
なぜ完全な年間制にならないのか…(涙)
パスポートの種類と価格は以下の通りです。
種類 | 価格 |
小中高生 | 1000円 |
幼児 (3歳以上未就学児) | 400円 |
パスポートはリニア・鉄道館の1階総合案内にて購入可能です。
購入のためには1度チケットを買って入館する必要があることに注意です。
元を取ろうとすると、パスポート購入後に2回来館する必要があります!
お子様がこどもパスポートをお持ちの場合、同伴する大人は200円の割引があります。
また、ミュージアムショップにてお会計が5%オフになったりもします。
詳細はリニア・鉄道館の公式ページをご覧ください!
リニア・鉄道館の見どころや感想
それでは、リニア・鉄道館の見どころや感想を京都鉄道博物館と比較しながらご紹介します。
規模感
まず全体的な規模感ですが、
リニア・鉄道館は京都鉄道博物館よりも小規模
というのが正直な感想です。
我が家は11時に入館し、運転シミュレーター・車掌体験・キッズパークなどで遊んで15時に退館しました!(昼食も食べています)
記載してみると4時間でなかなか濃密な遊びの経験ができたなと思います。
シミュレータやキッズコーナーなどが時間指定の予約制なので、ここの時間によっては滞在時間がもっと伸びていたかもしれません。
しかし4時間で屋内展示も屋外展示も一通り見て、昼食も食べているのでやはり規模的には京都鉄道博物館より小さめかなと思います。
(京都の鉄博の場合4時間だと屋内展示&昼食で終わっていそうな気がします。)
これは決してリニア・鉄道館がつまらないと言っているわけではなく、(次の項目にも繋がりますが)中に入ることができる車両の展示が多いからかなと思います。
車両展示
リニア・鉄道館で遊んでまず思ったことは、
中に入ることができる車両の数が多い!
でした。
リニア・鉄道館には39両の実物車両が展示されていますが、半数近くは中に入ることができるようになっていたと思います。
車両の展示が館内の面積の大部分を占めているので、ここをさらっと済ませると滞在時間が短くなると思いますし、1両ずつ詳しく見ていくと1日過ごすことになると思います。
シミュレータについて
リニア・鉄道館では、
運転シミュレータに加えて車掌体験(500円)もできる
のが特徴です!
京都鉄道博物館には車掌体験はないので、リニア・鉄道館の大きな特徴とも言えます!
写真が少し分かりづらくて申し訳ないのですが、在来線の車掌室のようなところに乗り込み、アナウンス用のマイクを持ちながら半身を外に乗り出して車両の外の確認を行っているところです。
付き添いのお兄さんがかなり丁寧に教えてくれたので、4歳の長男も安心して体験できました!
一方、運転シミュレータは新幹線シミュレータ(500円)と在来線シミュレータ(100円)の2種類があります。
長男は在来線シミュレータに挑戦しました。
仕組みは京都鉄道博物館と同じような感じでしたが、こちらはレベルが3段階に分かれていて、難易度を選べるという点が良かったと思います!
シミュレータについては以下の記事で詳しくご紹介していますので、よければご覧ください。
子供の遊び場(キッズコーナー)について
リニア・鉄道館にはキッズコーナーがあり、ここで小さなお子様を遊ばせることができます!
ただし、未就学のお子様(保護者同伴)に限られているということと、予約制であるという点に注意が必要です。
リニア・鉄道館のキッズコーナーについては以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらもご参照ください。
食事について
あんこの主観ですが、食事についてはリニア・鉄道館よりも京都鉄道博物館の方が充実していると思います。
というのも、リニア・鉄道館では販売されているお食事がお弁当やサンドイッチなどで、厨房で作られた温かいご飯がないのです。
お弁当自体は美味しかったですし、家族で楽しんで食べることができました!
ただ、温かい麺類だったり、カレーだったりがあっても良いだろうなと思います。
上はお弁当が販売されているデリカステーションの様子です。
リニア・鉄道館ではお食事の販売はここ1ヶ所のみとなっています。
飲食はデリカステーション横のテーブル、もしくは施設2階のセンターデッキや飲食コーナーで食べることができます。
ベビーチェアも用意されているところがとても助かりました!
個人的に面白いなと思ったのは、屋外展示のN700系新幹線の中でも飲食が可能になっているところです。
まさに今現在走っている新幹線の中でお弁当を食べているような気分になれると思います。笑
グリーン車に入って食べることもできますよ!
なおデリカステーションで販売されているお弁当をオンラインで事前に予約することも可能になっています!
詳しくはリニア・鉄道館の「館内デリカステーション 駅弁予約サービス開始のお知らせ」をご覧ください。
ベビーカーや授乳室について
ベビーカーについて
リニア・鉄道館ではベビーカーの貸し出しはありません。
ベビーカーでお越しになった方は、館内に3ヶ所あるベビーカー置き場を利用しながら見て回ると便利だと思います。
ベビーカー置き場には写真のような表示があるので、分かりやすいと思います。
リニア・鉄道館のフロアマップからも確認ができます。
授乳室について
リニア・鉄道館には授乳室が2ヶ所あります。(フロアマップはこちら)
1階の総合案内裏に1ヶ所、2階のキッズコーナー内に1ヶ所あるのですが、
- 1階の授乳室はおそらく1組しか入れないので、利用中になりやすい
- 2階のキッズコーナー内の授乳室はキッズコーナーを利用していないと入りにくい(スタッフの方に声をかける必要あり)
というのがあんこの感想です。
あんこは1階の授乳室は、他の方が利用していたため使えませんでした。
幸いキッズコーナーを予約していたので、長男が遊んでいるうちに2階の授乳室を使うことができました。
ミルクも飲める赤ちゃんの場合、ミルク持参を強くおすすめします!
リニア・鉄道館は京都の鉄博にはない楽しみ方ができておすすめ!
いかがでしたか?
簡単にではありますが、リニア・鉄道館の特徴を京都鉄道博物館と比較しながらご紹介しました。
リニア・鉄道館 | 京都鉄道博物館 | |
規模感 | 〇 | ◎ |
車両展示 | ◎ | 〇 |
シミュレータ | ◎ | 〇 |
キッズコーナー | 〇 | 〇 |
飲食 | 〇 | ◎ |
あんこは京都住まいということで京都鉄道博物館に度々遊びに行きますが、今回名古屋のリニア・鉄道館にも遊びに行けてとても良かったと思います。
特に、シミュレータで車掌体験ができたのが良かったです!(京都にはないので!)
京都鉄道博物館への訪問も検討されている方には、以下の記事が参考になるかと思いますのでよければご覧ください。
家族みんなで楽しい思い出を作ることができると良いですね。
以上、あんこでした!