こんにちは。あんこです。
今回は京都 嵐山から亀岡までを走っている、嵯峨野トロッコ列車をご紹介します!
今度、嵐山に旅行に行きます。
嵯峨野トロッコ列車に乗ろうか迷っているので、感想などを教えてほしい。
往復の料金はいくらぐらい?
リッチ号や普通車両の座席の様子は?
小さな子供も一緒に楽しむことはできる?
このような疑問にお答えしたいと思います。
あんこは長男と一緒に5回ほど乗車したことがあります。
大人はもちろん楽しめますし、小さなお子様にとっては嵐山付近で楽しめるイベントNo.1だと思いますよ!
- 京都市在住の30代主婦。
- 5歳児と1歳児を子育て中。
- 自分の子育てを楽しくしてくれた、いろんな場所・モノをご紹介します。
嵯峨野トロッコ列車は1歳ごろの小さなお子様でも楽しめる!
嵯峨野トロッコ列車は、京都市右京区のトロッコ嵯峨駅からお隣の亀岡市トロッコ亀岡駅まで、片道7.3kmをおよそ25分間で走っています。
少しレトロな雰囲気の客車に乗り、保津川沿いをガタゴトと揺られながら走行します。
あんこの長男は1歳の時に初めて乗車しましたが、0歳からでも乗車することは可能です!
嵯峨野トロッコ列車のチケットについて
チケットの料金
嵯峨野トロッコ列車が停車する駅はトロッコ嵯峨・嵐山・保津峡・亀岡駅の4つですが、どこで乗っても降りても料金は同じです。
片道の料金は以下の通りです。
(小人は6歳以上12歳未満、大人は12歳以上を指します。)
区分 | 小人 | 大人 |
一般 | 440円 | 880円 |
障がいをお持ちの方 | 220円 | 440円 |
例えばトロッコ嵯峨駅から乗車し、亀岡で折り返してトロッコ嵐山駅で下車する場合、往復の一般大人1名の料金は880円×2で1,760円です!
6歳未満の幼児・乳児の料金については少しややこしいです。
詳細は嵯峨野トロッコ列車の公式ページから確認できるのですが、ここでは2019年にトロッコ嵯峨駅の窓口にてあんこが説明された内容をご紹介します。
- 6歳未満の子供が保護者の膝の上(保護者と同じ席)に座っている場合は無料
- 1歳未満の乳児でも、保護者とは別の席に座って利用する場合は小人運賃が発生
あんこの経験上、3歳までは保護者の膝の上に座らせてもしんどくないです!
なお、後述するリッチ号に乗車を希望する場合は、チケット購入時に窓口でその旨を申し出てください。
嵯峨野トロッコ列車の座席
嵯峨野トロッコ列車は客車が5両あり、亀岡側から順に1号車、2号車…となっています。
最も嵯峨側にある5号車はリッチ号とも呼ばれ、窓ガラスがなく、天井・床もシースルーの開放的な客車になっています。
あんこは雨の日に乗車したことはありませんが、リッチ号は間違いなくずぶ濡れになります。
なお、どの車両に乗ってもチケット料金は同じです。
全ての車両において、座席は2対2で向き合う形になっています。
家族で乗車する際はこの2対2のボックスで席を取ることをお勧めします。
(トロッコ列車の座席表は嵯峨野トロッコ列車の公式ページから確認することができます。)
チケットの購入方法
嵯峨野トロッコ列車のチケットは、前売券を買うか当日券を買うかの2択があります。
前売り券の購入方法については、嵯峨野トロッコの公式ページをご確認ください。
(e5489や、全国の旅行会社から予約できるようです。)
当日券は嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵯峨・嵐山・亀岡駅にて購入することができます。
ここでは説明を分かりやすくするため、トロッコ嵯峨駅にて購入するパターンを紹介します。
↑こちら、トロッコ嵯峨駅の外観です。
JR嵯峨嵐山駅のすぐ南側に隣接しています。
建物の中はこのようになっています。
トロッコ列車の当日券を買う場合、真ん中の青いテープで仕切られた所に並んでチケットを購入します。
嵐山付近の名物観光イベント「保津川下り」のチケットもこの駅から購入できます。
詳細は保津川下りの公式ページをご確認ください。
運休日・時刻表
嵯峨野トロッコ列車は基本的に水曜日が運休日、そして1・2月は全日運休となっています。
ただし、8・11月などの観光シーズンは水曜日も運行するなど細かい違いがあります。
詳細は公式ページの運行スケジュールをご覧ください。
時刻表はこちらから確認いただけます。
基本的に始発は9時2分にトロッコ嵯峨駅を出発、そのあとは大体1時間に1本の運行です。
嵯峨野トロッコ列車に乗車するまでの流れ
出発時刻のおよそ10分前になると、駅構内に改札入場開始のアナウンスが流れます。
「〇号車の方入場できます」という感じでアナウンスされるので、よく聞いておきましょう。
1号車の方が最初に、5号車(リッチ号)の方が最後に入場します。
トロッコ嵯峨駅のホームはこのように細長くなっています。
それぞれの号車の待機場所に目印があるので、列になって並びます。
トロッコ列車にはベビーカーをたたんで持ち込むことができます。
ホームはかなり狭くなっているので、改札を通る前にたたんでおくのがおすすめです。
しばらくすると、トロッコ列車が入場してきます!
指定された席に座って出発を待ちましょう。
ベビーカーはそれぞれの車両の先頭もしくは1番後ろのスペースに置きましょう。
嵯峨野トロッコ列車の見どころ
トロッコ列車では軽快なアナウンスで道中の見どころをたくさん解説してくれます。
あんこが特に印象に残っているものをいくつか紹介します。
亀岡・嵯峨いずれの方面に走行する場合でも、見どころは進行方向に対して左側から右側に移っていきます!
トロッコ嵐山駅(1・2号車)
トロッコ嵐山駅はかなり面白い構造になっています。
ホームは竹林が見える綺麗な場所なのですが、
駅のホームに面しているのは列車の3〜5号車だけで、1・2号車はその先のトンネルに突っ込んだ形で停車します。
窓の外は完全にトンネルの壁です。
こんな駅、あります??
1・2号車に乗車中でトロッコ嵐山駅で降りる方は、列車の中を3号車まで移動して降りなければいけませんのでご注意ください!
星野リゾート 星のや京都
トロッコ嵐山駅を出てわりとすぐに左側に見えます。
宿泊中のお客様が窓から手を振ってくれることも多々あります。
和風の高級感漂いまくりの宿泊施設です!
星のや京都
写真スタッフによる記念撮影
トロッコに乗車中、写真スタッフの方が記念写真を撮りに座席まで来てくれます。
撮影するのは無料なので、1度撮ってもらってから出来上がりを見て購入を検討すると良いかもしれません。
購入する場合、料金は1,000円ちょっとだったと思います。
トロッコ保津峡駅
トロッコ保津峡駅には大量の信楽焼たぬきがいたり、カリヨンが鳴っていたり、昔サスペンスドラマの撮影が行われた(らしい)吊り橋があったりします。
駅の外は山と川しかないので、降りるには勇気がいる場所です。
保津川下り
トロッコ列車の真横を流れる保津川では、時折保津川下りのボートを見ることができます。
列車側とボート側で手を振りあって挨拶ができます!
嵯峨野トロッコ列車を利用する際の注意
子連れで嵯峨野トロッコ列車を利用する場合、気をつけたほうが良いと思ったことが2点あります。
列車にトイレはない
嵯峨野トロッコ列車にはトイレがありません。
トロッコは往復約1時間かかります。
特に小さいお子様を連れているときは、乗車前にトイレに行っておきましょう。
トロッコ嵯峨駅には大きなトイレがあり、女子用・男子用いずれにもおむつ替えの台があります。
列車がかなり揺れる・音が大きい
嵯峨野トロッコ列車は揺れながら走行します。
また、ブレーキの音も結構大きいです。
あんこの知り合いの3歳児には、トロッコ列車を「楽しい」というよりも「怖い」と感じた子もいました。
ただ、揺れが気持ちよくて寝てしまう子もいます!
(あんこの長男は1度寝てしまったことがあります。)
揺れをどう感じるかは子供の性格によるかもしれません。
嵯峨野トロッコ列車は嵐山での思い出作りにぴったり!
いかがでしょうか。
嵯峨野トロッコ列車は、嵐山に来たからにはぜひ体験してみてほしい観光イベントです!
レトロな客車に乗って、大自然を感じながらリフレッシュしてみてください。
また、嵐山周辺にはおすすめスポットが他にもたくさんあります。
以下の記事にまとめていますので、参考にどうぞ!
以上、あんこでした。